啓明コース・教育の特色
啓明コース(中高一貫コース)
大学入試改革の影響もあって、いま、中高一貫教育に対する注目と期待が集まっています。啓明コースでは、「社会に貢献する実行力のある人間」の育成をめざし、6年かけて、段階を追って育成する独自の教育プログラムを実践しています。6年間の成長の中で、夢を実現できるチカラをしっかりと育てます。
育てる生徒像
主体性、意欲
自分の特性(強み)を知っており、失敗をおそれず何事にも意欲的に取り組む姿勢がある。
高い志向、自己肯定感
将来に対する高い志やアカデミックな探究心を持ち、自信を持って自己実現しようとする。
国際性、社会性
グローバルリーダーとして、国際的な場面で自分の意見をもち英語で堂々と渡り合える。
6年間の教育目標
中学1年 自己を知る
啓明コースのスタンダードに慣れるとともに、自己の適性を理解し、自分なりの学習の仕方を確立・習慣づけるようにする。
中学2年 社会を知る
東京鎌倉研修を通して、いろいろな職業について知り、その実現の第一歩となる大学進学について考える。また、立志式において自分の将来の目標を言葉にする。これにより、今後何をすべきかを再確認する。
中学3年 自己を相対化する
高校への内部進学を意識し、能動的な学習姿勢を確立する。また、カナダ語学研修を通してグローバルな視点に立って物事を考える姿勢を培う。
高校1年 将来の職業と学習について考える
将来の夢や自己の適性をもとに文理選択について考える。また、中学3年時に培ったグローバルな視点に加えてローカルな視点も踏まえて、興味関心のある職業について探究する。
高校2年 大学について考える
大学の学部・学科の研究内容について探究し、大学での学びについての理解を深める。また、シンガポール研修を通してこれまで培ったグローカルな視点をさらに醸成する。
高校3年 志望大学をめざす
志望校合格をめざしてひたすら努力する。また、受験を通してどんな困難に対しても逃げずに立ち向かう「人間力」を育む。
春日丘の教育力(一人ひとりが「伸びる力」を実感できる教育環境)
中高一貫の教育環境を整えることで、国公立大学や難関私立大学に合格できる知識や学力を育みます。本校の教員の特長は「面倒見のよさ」です。生徒一人ひとりの目標や夢が実現できるよう、熱心に指導します。
きめ細かい学習指導
新しくなった大学入試に対応できる思考力・判断力・表現力を鍛えるため、さまざまな本校独自のメソッドを活用しています。授業や講座ではタブレットを積極的に活用し、生徒自身が興味を持って学習に主体的・協働的に取り組める環境を整えています。また、教員の個別指導が受けられるようになっており、得意科目の向上や苦手科目の克服をめざし、教員は全員情熱を持って生徒一人ひとりに向き合っています。これが大学合格の決め手になったという生徒もたくさんいます。
一人ひとりに応える進路指導
先輩に学ぶ
3月に先輩の合格体験を聞いたり、12月の「卒業生と語る会」などで大学や学部の話、学習についてのアドバイスを受けたりするなど、先輩から学ぶ機会を多く持つようにしています。また、卒業生の合格体験記や大学レポートを掲載した『アンビシャス』を毎年発行し、学習の指針にしています。
面談の実施
1・2学期末に行われる三者懇談会以外にも、面談の機会を設けています。生徒一人ひとりの興味や関心、進路に関する悩みや不安を共有して、より適切な進路の実現を探っていきます。
模擬試験の徹底活用
全統模試(河合塾)や進研模試(Benesse)、駿台模試(駿台予備学校)などの模擬試験を受験します。この校外模試と校内実力試験、定期試験をもとに、個別の進路指導を行っています。
6か年教育の強み
- 国公立大学合格率 約50%
- 現役進学率 約90%
この数字が、春日丘の進路に対する姿勢を表しています。生徒一人ひとりと向き合い、積み重ねた6年という歳月が、こうして実を結んでいくのです。