校長からのメッセージ

校長 家 泰弘

 本校は、中部大学、中部大学第一高等学校、中部大学春日丘高等学校、中部大学春日丘中学校の4つの学校からなる学園に属しています。8つの学部と大学院や先端的研究施設を擁する総合大学とキャンパスを同じくする本校は、学びの場として素晴らしい環境にあるといえます。

 本学園の創立者、三浦幸平先生は教育に関して次のような思いを語っておられます。「学校をつくる以上、そこには魂がなければならない。人はいろいろ意見はいうが、実行がともなわなければ意味はない。私は学校をつくるなら、実行力のある、そして人や社会から信頼される人間をつくりたい。」このような建学の精神を受け継ぐ本学園は、「不言実行、あてになる人間」を学園全体の校訓としています。本校においても、「実行力があり、人から信頼され、社会における役割を果たせる人間の育成」を教育の基本方針として掲げています。

 本校はユネスコスクールに加盟しており、平和で持続可能な世界の実現に貢献し文化の多様性を尊重する地球市民を育成することを目指しています。また「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」としての活動を発展させる形で、より高度な学び「ワールド ワイド ラーニング(WWL)」に取り組んでいます。中部大学、地域の企業・団体、海外の提携校、国際機関などとも協働し、SDGs等のテーマに関する学びを通じて、将来国際的に活躍できる人材の育成を進めています。

 本校は、生徒の皆さんが自由闊達に勉学や部活動に取り組める環境を提供し、未来社会で活躍できる「あてになる人間」の育成に取り組みます。学園の伝統を重んじつつ、教職員と生徒の協奏で新たな伝統を築いて行きたいと考えています。

学校法人中部大学 副理事長・総長
中部大学春日丘中学校・高等学校長
 家 泰弘