問題文
2017年8月に東京都で、40年ぶりとなる21日間連続の雨が記録され、気象庁から8月の天候について下記の内容が発表されました。
以下の各問いに答えなさい。
1.北・東日本太平洋側の不順な天候
8月前半は、北日本太平洋側では日照不足かつ低温、東日本太平洋側では日照不足となっています。このような不順な天候は、平年にはみられない( ① )が7月末に出現し、それに伴う北東からの冷たく湿しめった気流が8月前半を通して持続していることが影響えいきょうしています。(以下省略)
2.沖縄・奄美の高温
一方、沖縄・奄美では高温が持続しています。このような天候は、( ② )が平年と比べて日本の南海上で強く、日照時間が多いこと、下降流が強まり昇温しょうおんしたこと、( ② )の縁辺えんべんに沿った西寄りの暖かい気流が流れ込んだことが影響しています。(以下省略)
※昇温:温度が上がること 縁辺:ふちのこと
(1)文中の( ① )、( ② )にあてはまる語句を次の(ア)~(エ)から1つずつ選び、記号で答えなさい。
(ア) 揚子江気団 (イ)小笠原気団 (ウ)シベリア気団
(エ)オホーツク海気団
(2)気象庁は、雨量や風向、気温といったデータを自動的に観測しています。この観測に使うシステムを何といいますか。
(3)日本の天気について述べた以下の文中の( ① )~( ③ )にあてはまる語句の組み合わせとして適当なものを次の(ア)~(エ)から1つ選び、記号で答えなさい。
日本付近の天気は、( ① )という風の影響により、( ② )から( ③ )へ移っていきます。
① | ② | ③ | |
(ア) | 季節風 | 東 | 西 |
(イ) | 季節風 | 西 | 東 |
(ウ) | 偏西風 | 東 | 西 |
(エ) | 偏西風 | 西 | 東 |
(4)下の図は2017年8月の天気図で、一般いっぱん的な日本の夏の天気とは特徴とくちょうがちがいます。一般的な日本の夏の天気図の特徴を答えなさい。

(5)下の図は、気象庁が出した日本のある時間の合計を2017年の同じ時期と比べたときの割合を表しています。それは何の時間ですか。
